同じ話を何度もするのは自己チューおやじ

特に、アルコールが入るとしつこくなる男性は少なくありません。毎回同じ話を繰り返しているのに、自分ではぜんぜん気づいていないという人もいます。周りの人は、「早く終わってくれないかな」と思っているのに、本人は自慢話をするのに懸命で、周りの空気など読めなくなってしまっています。

そんなオヤジの多くは、普段から話がくどい人たちです。会社の会議でもくどくどと長話をしたり、無駄な演説を繰り返したりします。説教をし始めると際限なく続き、「俺の若いころ」話を持ち出して、いつの間にか説教を自慢話に替えていたりすることもあります。そんなオヤジが嫌われるのです。

「その話は聞いたことがあります」は「もう100回目だぜ」のサイン

オヤジがくどくどと話をしているときに、「その話は聞いたことがありますよ」と女性に言われたら、要注意です。女性は、一度聞いたことがあるくらいの話なら、そんなことはあまり言いません。何度も聞いたことがあるから、「もううんざりだ」という意味で言っているのです。それなのに、「これはいい話だから、もう一度別の角度から聞いてみると参考になるよ」などといって、前回とまったく同じ話を繰り返したりするのは最悪です。

「くどい」は「おじさんくさい」とほとんど同義語です。自分の話に酔っていては、周りのことが分からなくなってしまいます。同じ話を何度もしてしまうのは、自分中心にしか考えられないための自己チュー的行動です。そうした姿をさらした男性が、女性から好かれることはありません。

他人のことは分かるのに、自分のことは分からない

自己チューオヤジは他人にはとても厳しいのが特徴です。前に聞いたことのある話をする部下に向かって「その話は前に聞いたよ」と止めるくせに、自分のことには気づきません。他人が話している話題に乗っかって、自分の話を始めます。自分の話をしたくてしかたがないため、人の話題を盗んでいることに気が付きません。「俺の話は面白い」と信じ切っているために、周りがシラケているのにも気づきません。

日ごろの仕事や生活の中での欲求不満がつのり、「吐き出したい」という意識が高いために、聞いてくれる人がいる場面では、際限なく話したくなってしまうのです。「自分を認めてほしい」という低レベルの欲求の裏返しです。自信があるフリを装いながらも、本心では自信のない気弱な人間であることを露呈してしまっています。こうした「弱さ」が女性を遠ざけてしまうのです。

モテるオヤジは、自分の話ばかりすることはありません。むしろ他人に話をさせて、その中から面白いポイントを引っ張り上げて話題を作り上げるのがうまいのです。「いつも自分が中心にいたい」と焦って自分の話ばかりするオヤジ、同じ話を何度も繰り返してしまうオヤジには、面白い話はできません。会話を楽しくするコツは、言葉のキャッチボールができることです。そこに気づけば、コミュニケーションが変わります。モテるオヤジになりたければ、人の話を聞きましょう。