マジメはつまらない?刺激のある人がウケる

ちょい悪のイメージは、ちょっと仕事をサボり、遊び上手で女性にモテる。私生活では何か謎がありギャンブル好きで元ヤンキー。こんな人、狙わないといませんよね。だいたい、こういったタイプがモテるとは思えません。なぜこんなイメージが出来上がるのでしょうか?

生真面目の逆だから

生真面目、もしくはバカまじめの逆がちょい悪と思われているからです。実は、生真面目も案外嫌われています。仕事もきっちりやるし人に迷惑をかけていない。誠実に人に接しウソは言わない。ほんとうにいい人ですよね。でも、なぜか嫌われる。その理由は何なのでしょうか?

答えは「息がつまるから」です。嫌われているのではなく、敬遠されているのです。一見おなじように見えて大きく違います。いい人ということは認めている。仕事上も大切な人。結婚するなら浮気しなさそうだし一応候補にはあがる。しかし一緒にいるとなぜか疲れてしまう。それは「楽しくないから」なのです。

人間は、笑いのあるところに集まる習性があります。古事記の中に天照大神が岩戸に隠れてしまう伝説があります。天照大神は太陽の神。隠れてしまって世界は闇となり、様々な厄災が起きてしまいました。そこで八百万の神は相談し、ひとりの女神に色っぽい舞を舞わせて、皆で大笑いしながら岩戸のまえで待ち構えていました。その楽しそうな笑い声につられて、天照大神が岩戸を少し開けたところで、引っ張り出してことなきを得たのです。このように、人間は楽しいところに集まるのです。特に笑い声。それはストレスを発散してくれるし、自分の気持ちを明るくしてくれる、モチベーションをアップしてくれると知っているからです。しかし、まじめさの中には笑いはありません。逆に緊張感があります。それは気をつかうこと。つまり「ストレスがたまる」ことなのです。だから、いい人であっても人が寄ってこない、逆にちょっとふざけた人の方が面白いから人が群がるのです。(もちろん、トラブルには巻き込まれないように注意ははらっているのですが)

一発逆転のチャンスあり

実は、生真面目な人には一発逆転のチャンスがあるのです。それは「まじめだけど時々おもしろいことを言う」という技。これは効きます。本来、まじめな人は必要だしできればそういう人と一緒にいたい。ただし疲れるから敬遠している。だけど、ちょっと接してみたら面白いことを言った。「あの人、じつは面白いじゃない」それは広がりやすいです。なぜなら、ギャップがあるから。いつも面白い人は、面白さのハードルもあがります。しかし、まじめな人がちょっと面白いことをいうと、笑いのハードルは低くなります。ふだんがつまらないからです。もともと期待していないところでのギャグ。思わず「プッ」と噴き出してしまいます。また、もともと持っていた生真面目さの好感度も良い方向に働きます。ふだん頑張ってくれている人が面白いことを言ってくれた。そこに女性などはキュンとするのです。

何も大きく変わる必要はない

お笑い芸人ではないのだから、たくさんの人に笑ってもらえるような芸を、身につける必要はありません。「面白いことを言う勇気」が必要なだけです。定番のギャグのようなものを作るのもいいでしょう。例えば流行している「斎藤さんだぞ」みたいな定番ギャグ。「あの人のおはこだよねー」そういうのを考え、続けてみましょう。定着したときには、あなたのまわりに人が集まっているはずです。