夢を語れるのはちょい悪の第一歩

中年が夢を語っていると「めんどくさい」とか「いつまで少年の気持ちでいるの?」という反応が思い浮かびます。確かに10年前くらいはそんな反応が一般的でした。しかし、最近では一周回ってそんなオヤジがウケているのです。

なぜ夢がもてはやされているのか?

最近の若者は無気力で現実的。体温が低く堅実な人生をめざしています。わたしたちバブル世代の様子とはじけた後の苦闘を目の当たりにして悟ったような若者ができてしまったのです。

余談ですが、最近の若者は車に興味がない、恋人を作らない、お金を使わない、のないない主義があるようです。これ以外にも趣味がない、飲み会に行かないなどなどがあるのですが、大きなものは先にあげた3つのようです。もう草食系を通りこしていますよね。欲望があるのかどうかすら、あやしくなっています。さらに、最近では20代の自殺者で「意味のわからない自殺」が増えているようです。仕事に不満があるわけでもなく、辛いことがあったのでもない。病気があるワケではなく家族も困惑する。どうやら気力そのものが切れてしまったということと推測されているのですが、真相はわかりません。

これほど体温が低い人にとって、夢を語られるとどうなるのでしょうか?
まず「本当に不思議な人」というのが正直な感想。まず理解できません。そこからだんだん、面白くなってしまうのです。

夢にはパワーがある

人間は、理解できないこと、不思議なことに遭遇するとまずは警戒します。そして興味を持つのです。それは人間の本能。危険なものではないか、何か自分に影響を与えないか、その本質は何なのか。それらを判断するためにはまず、内容を理解しなければなりません。そして夢の内容を聞きます。そうすると、まずココロが反応するのです。

ミラー効果

ミラー効果とは、同じ行動や気持ちになると相手を好きになる、というものです。夢を聞いていると、自分もワクワクしてきます。するとそれに共感するようになり、あなたのことに好意をいだくようになるのです。これは異性だけでなく同性でも同じ。特に若い後輩男性などはあなたを「頼れる先輩」という風に見てくるでしょう。女性なら「体温が高い人はステキ」とおもうでしょう。それは希少価値でもあります。若い人がみな、体温が低いため体温が高い人は貴重なのです。

お酒の場が一番

夢を語るには、お酒の場が一番です。少し夢に興味がある後輩がいたら「続きは飲んでから話すよ」と言って飲みに誘いましょう。1対1ではなく4、5人誘うのがコツです。1対1だと引かれる可能性もありますし、まず、飲みに行くことに抵抗感を示されます。大勢の前で堂々と自分の夢を語りましょう。オンステージのつもりでしゃべりまくるのです。あらかじめ、何をしゃべるか考えておいた方がいいかもしれません。ネタがつきると白けてしまいます。また、それを使っての説教もNG。それこそウザがられます。あくまで自分の事を語ること。それが好まれるコツです。

ちなみに、以前夢を語るとウザがられたのは、同じように体温が高い人が多かったからです。体温が高い人が他人の夢を聞くと、競争心が湧いてきます。また、自分の夢とカブっていると、何か横取りされたようでイヤな気分になってしまうのです。つまり、今が夢を語るいい時代なのですね。ちょっと頑張って、あなたの夢を語ってみませんか?